社長メッセージ
〜 社会の要求に応えられる素材を提供し続ける「夢素材カンパニー」でありたい 〜
当社は、1936年に酸化チタンの国産化を目的に創立され、2年後の1938年に国内で初となる酸化チタンの製造を開始しました。
その後、副産物として発生していた硫酸鉄の有効利用のため、1965年より合成酸化鉄の製造も開始しました。
酸化チタン及び酸化鉄ともに当初は海外の技術を導入して製造を開始しており、その用途は両者ともにその物質が本来持っている安定性や隠蔽性といった特徴を活かした塗料用など着色用素材がほとんどでした。
その後、たゆまぬ向上心を持って研究開発に取り組み、また経験により蓄積した技術を駆使し、電子部品、磁気記録材料、トナー、化粧品など、それぞれの時代において社会から要求される製品に使用される素材の開発に成功してきました。
さらには、酸化チタン関連製品として導電性材料や無機複合材料の開発にも成功し、静電気防止材料、電池などにも使用される素材としてその用途は現在も広がり続けております。
特に最近では酸化チタンにおいては微粒子化、粒子形状制御や表面処理といった技術、酸化鉄では世界的に見ても最高水準と自負する高純度化といった技術により、化粧品として広く使用される素材の開発に成功し、販売実績を伸ばすことが出来ております。
政治や経済情勢の変化や技術革新のスピードは加速度的に速くなっている現在ですが、これからも当社が持つ技術を結集し、社会の要求に応えられる素材を提供し続ける「夢素材カンパニー」であるよう、役員、社員全員の持てる力を結集して参ります。
代表取締役
社長執行役員
井上 保雄
Yasuo Inoue